IN広島/プログラム

広島県立美術館(地下講堂) 10月12日(月・祝)

〒730-0011 広島市中区上幟町2-22 TEL: 082-221-6246
http://www.hpam.jp/
10月12日(月・祝) 14:30~

※当日、木下小夜子フェスティバルディレクターの解説があります。

(1) ザ・フィッシュ・ハンターズ
監督:ロザナ・リエラ 2001 / 6:20 / フランス
第9回大会 木下蓮三賞

今日では、水のないところに漁師がいる。彼らは網で武装し、魚を求めて砂漠の住を恐怖にさらす。


(2) エンジェル
監督:アーロン・リム 2001 / 6:15 / 韓国
第9回大会 優秀賞

何年も部屋に閉じ込められてきたウィングは、窓枠からぶら下がっている天使の人形を見るうち、自由を夢見る。自分も、天使になろうと何度か試みる...不可能なことを成し遂げようとする人々の短い物語。


(3) 鬼
監督:細川 晋 2004 / 9:10 / 日本
第10回大会 デビュー賞

村に現れた鬼におびえる人々。それを見かねた若者が、鬼を退治しに島へ向かった。そこで出会ったのは年老いた鬼。若者は槍や刀で鬼を追いつめる。そして、鬼の言葉に耳をかす事もなく討ち取った。しかし、その時の怒りにまかせた姿は鬼と同じだった。


(4) ブリタニア
監督:ジョアンナ・クインヌ  1993 / 5:00 / イギリス
第5回大会 カテゴリーE(5分以内)1位

「ブリタニア」は英国の特質を風刺したもので、富と力を求めて、他民族の誇りと豊かな自然を奪ったようすを描く。けれども、結局は正義が勝つのだ。


(5) ザ・グラヴ
監督:ホアン・パブロ・ザラメラ  2001 / 9:53 / アルゼンチン
第9回大会 優秀賞

片方だけの手袋の入った不思議な箱を、はからずも受け取ることになった男の話。受け取った瞬間から、彼の人生を永久に変えうる企てにはまりこんでしまう。


(6) ヴィレッジ
監督:マーク・ベイカー  1993 / 14:00 / イギリス
第5回大会 ヒロシマ賞

小さな孤立した村から外をみると、平和と静寂そのものである。しかしながら、羨望、欲望、ゴシックが限りなく渦巻いており、次第に現実が暴露されていく。


(7) ある一日のはじまり
監督:ウエンディ−・ティルビー、アマンダ・フォービス   1999 / 9:35 / カナダ
第8回大会 グランプリ

見知らぬ人が事故で亡くなるのを目撃したブタのルビーは、自分がその事故に責任が無いという確証を求めて町中を捜しまわり、意外な所で見つける。巧みなユーモアと細部まで凝ったこの作品は、新しい一日の将来性とはかなさを再現し、我々の都会生活を結ぶ関連性にスポットを当てる。