AIFA-JAPANとは

ごあいさつ

会長 木下 小夜子

皆々様

平素より、国際アニメーションフィルム協会日本支部/ASIFA-JAPANの活動へのご理解、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。

アニメーションは、音楽、美術、文学、歴史、哲学、科学、自然、空想など、人間が織り成すあらゆる文化を総合し、より人間的な優しさを追求する芸術です。アニメーションとは、魂(アニマ)を動かすことであり、生命の無いものに生命を与える、ということです。

ASIFAは、世界で唯一のアニメーションのための国際的な非営利の協会として、「アニメーションに関わる全ての人々が協力し合い、アイディアや経験や情報を自由に交換することにより、アニメーションアートがより豊かに大きく発展することができ、また、国や言語を超えた人類共通のメディアであるアニメーションは、平和および全ての人々の相互理解を深めるのに役立つことができる」という理念のもとで活動しています。支部であるASIFA-JAPANも、アニメーションアートの発展を通して国際的な異文化への理解が深まり、あらゆる文化が花開き、平和の礎となることを願っています。このような精神のもとで活動することは、自ずと、アニメーション作家をはじめとする制作者や関係者にとってより良い社会状況を生み出すことにもつながると信じます。

現在、ASIFA-JAPANには、78名の会員がおります。優れた才能を持つアニメーション作家や監督を中心として、アニメーション界の第一線で活躍するプロデューサー、カメラマン、編集者、批評家、教育者、研究者、キュレーター、配給者等、様々なプロフェッショナルな専門家で構成されています。

1985年より、2年に1度、広島国際アニメーションフェスティバルを広島市と共催し、質の高い運営とプログラミングを続けています。また、アニメーションアートの普及活動の一環として、毎年、10月28日の「国際アニメーション・デー (IAD)」を祝う上映活動等も行なっています。

今後とも、変わらぬご支援の程、よろしくお願いいたします。

2019年10月
ASIFA会長/ASIFA-JAPAN会長 木下 小夜子


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