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藤幡 正樹 Masaki Fujihata

藤幡 正樹

メディアアーティスト / 東京芸術大学大学院映像研究科 教授

■連絡先
http://www.fujihata.jp
略歴

80年代に、コンピュータ・グラフィックスやアニメーションの世界で仕事をはじめ、その後のデジタル技術の発展に沿わせるように、さまざまな表現の可能性を追求し続けてきた。作品を通して、これまでの表現のメディアでは、浮かび上がって来なかったさまざまな問題を扱うことで、新しい視点をアートの世界へ送り込んだといえるだろう。常に普遍的な場所から対象の本質を見極めようというもので、例えば人間の知覚や意識、あるいは「なぜ人はコミュニケートしたがるのか」といった根本からの疑問を対象へ投げかけてゆくものである。非常に特異な哲学と、ユーモアに溢れた作品やプロジェクトは、国内で海外で高い評価を得ている。

1996年の「Global Interior Project #2」で、アルスエレクトロニカ・フェスティバルにてゴールデンニカを受賞。
また、2009年の「Simultaneous Echoes」で芸術選奨を受賞。