IN京都

「世界のアニメーション - 広島国際アニメーションフェスティバル受賞作より」

会場:10月23日(金) 第ニ部 


(1) ストーミー・ナイト
監督:ミシェル・ルミユ 2003 / 9:55 / カナダ
第10回大会 国際審査委員特別賞

嵐の夜、ある少女は犬と一緒にいた。
たくさんの疑問が彼女の頭の中をよぎる。


(2) 愚か者の村
監督:ユージン・フェドレンコ、ローズ・ニューラブ 1999 / 12:41 / カナダ
第8回大会 木下蓮三賞

生まれた時から住んでいるケルムの村での日々の生活にうんざりしたシュメンドリクは、知を求めて旅立つ。新たなケルムにたどり着きはしたものの、懐かしい鶏の鳴き声までそっくりそのままの、昔のケルムと瓜二つだった。ユダヤの民話をもとに、ジョン・ラザルスが脚色したもので、気味悪いほどにかよったシュメンドリクの新しい生活ともとの生活を描き、自分の持っていないものをロマンチックに描きがちな我々の性癖をおもしろおかしく表現する。


(3) パラダイス
監督:ネジェリコ・ウボヴィッチ 1994 / 1:40 / 旧ユーゴスラヴィア
第5回大会 国際審査委員特別賞

2人にとっては、この小さなものがすべてだろうか?


(4) フライング・ナンセン
監督:イゴール・コヴァリヨフ  1999 / 11:38 / アメリカ
第8回大会 優秀賞

探検家ナンセンが女の待つ南極へと旅する。


(5) ラ・ピルエット
監督:タリ  2002 / 8:00 / カナダ
第9回大会 国際審査委員特別賞

都市に住んでいる人々が、いかに夕食の食卓にのっているものとのつながりを絶たれているかを表わす食物連鎖についての作品。こういった都会的の傾向と著しく対照的に、老女は、動物をかわいがり育てそして食べてしまう。


(6) サンドマン
監督:ポール・ベリー  1991 / 10:00 / イギリス
第4回大会 グランプリ

サンドマン(砂かけ男)のお話しは、欧州の就寝どきの子供たちを恐怖のどん底へ落としめている。眠れない子供たちに砂をかける影のようなサンドマンの暗いお話しは、非常におそろしい結末を迎える。


(7) 地球の果てで
監督:コンスタンティン・ブロンジット 1999 / 7:46 / フランス
第8回大会 国際審査委員特別賞

山のてっぺんで、微妙にバランスをとっている家が、一方からもう一方へと傾き、住人たちを悩ませる。