木下小夜子 Sayoko Kinoshita
東京生まれ。女子美術短期大学造形学部卒業。
虫プロダクションを経て、1969年、(株)スタジオロータス入社。以来、国際的に、アニメーション・メディアを基軸とした制作・開発・教育・振興等、幅広い事業・活動を展開し、その仕事はアニメーションのみならず、ドキュメンタリーやフィクションを含む映像分野全般に及ぶ。
2006年~2009年、ASIFA会長。現在、ASIFA副会長、ASIFA-JAPAN会長、広島国際アニメーションフェスティバル ディレクター、日本アニメーション学会(JSAS)顧問、大阪芸術大学客員教授、女子美術大学理事、女子美術大学同窓会会長。
株式会社スタジオロータス
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東京生まれ。女子美術短期大学造形学部卒業。
虫プロダクションを経て、1969年、(株)スタジオロータス入社。以来、国際的に、アニメーション・メディアを基軸とした制作・開発・教育・振興等、幅広い事業・活動を展開し、その仕事はアニメーションのみならず、ドキュメンタリーやフィクションを含む映像分野全般に及ぶ。
制作では、テレビの子供向け教育番組「カリキュラマシーン」(NTV/ '74~'76)、「おはよう子供ショウ」(NTV/'76~'80)、音楽番組「コッキーポップ」 (NTV/'81)などで、アニメーションの企画、演出、キャラクターデザイン、照明デザインを手がける。
また、パートナーの木下蓮三と共に制作した短編作品やコマーシャル作品では、脚本・企画・アニメーション・プロデュースを主に担い、代表作に『メイド・イン・ジャパン』('72)、『日本人(ジャポネーゼ)』('77)、『ピカドン』('78)、『最後の空襲くまがや』('93)などがある。1972年、『メイド・イン・ジャパン』のニューヨーク国際映画祭グランプリ受賞をはじめ、すべての作品共、各国の国際映画祭で多数受賞し、常に招待上映され続けている。2004年8月、沖縄の歴史と人々をテーマにした『琉球王国 MADE IN OKINAWA』を完成、スイス、ドイツ、イタリア、ウクライナ、韓国、中国、クロアチア、リトアニア、スロベニア、アメリカなど世界各地で招待上映されている。
教育活動としては、日本及び世界各地の美術大学や専門学校での特別講義、国際映画祭での講演、国内外の映像関係者や美術教師を対象とした講演/講義/ワークショップ、国内外における市民を対象としたワークショップなどをはじめ、人権、平和、エイズ、人口など重要な社会問題におけるメディアとしてのアニメーションの利用、アニメーションを用いたさまざまな異分野の開発、障害児を対象としたアニメーション制作指導、アニメーション制作をベースとした社員研修/能力開発等、独自の活動は広範囲にわたる。
1990年より、国際協力事業団(JICA)アニメーション制作専門家として、アジア・中東・中南米・アフリカ・オセアニアなどの発展途上国40ヶ国以上の映像関係者を対象とした講義/ワークショップ。1994年、ユニセフ主催「第2回開発のためのアニメーション・サミット」(於オーランド)にて招待講演。 2000年、国際交流基金「日本文化紹介派遣事業」の派遣により、アメリカ、メキシコ、ブラジル各地にてアニメーション講演/デモンストレーション。2000年、大阪市主催「国際人権教育シンポジウム&ワークショップ」にて講演・制作指導。
また、将来を担う子ども達を対象としたワークショップ活動にも力を注ぎ、1997~2006年、ASIFAワークショップ委員会(AWG)の会長を務めた。2005年より、大阪芸術大学客員教授。
一方、1985年、木下蓮三と共に、アジアで唯一の国際アニメーションフィルム協会(ASIFA/本部フランス、アヌシー市)公認映画祭として、広島国際アニメーションフェスティバル (コンペティティヴ/広島市主催・ASIFA日本支部共催) を企画・実現。以来、フェスティバル・ディレクターを歴任、プログラム企画構成コーディネイトから作家招聘まで、総指揮として質の高い運営を担い、アニメーション・アートの振興に精力的に力を注いでいる。コンペティションの質の高さ、そして独自の特別プログラムや展示の企画構成は世界的に高く評価されている。2010年8月、第13回映画祭が成功裡に開催され、現在、2012年8月の第14回映画祭に向けて準備を進めている。
'90年代初頭より、各地を単身訪問、アニメーション界の現状を視察・調査するとともに制作者や関係者との交流を続けている。1993年にはベトナム、シンガポール、インドネシア、フィリピンを、1996年にはマレーシア、タイ、スリランカを、1998年にはインド各地、2000年にはトルコ各地、2003年にはルーマニア、2005年にはスイス、2008年にはフィンランドを訪問し、調査・交流を行なっている。
'80年代初頭より、国内外の映画祭・美術館等におけるアニメーション・プログラムを企画コーディネイト。
'86~'94年の9年間、板橋国際アニメーションフェスティバル (東京都板橋区主催、非コンペ) も運営し、各国の芸術的な作品を体系的に紹介。
'86年より、スタジオロータス内に国際アニメーションライブラリー (IAL) を設立し、国内外の作家たちの作品を預かりながら、上映等の協力活動を推進し、アニメーションの多様さ、素晴らしさを紹介している。
国際映画祭の審査員歴多数。講演、執筆なども国際的に多数。
現在、ASIFAワークショップ委員会(AWG)会員、国際短編フィルム協会 (ISFC) 会員、(社)映像文化製作者連盟会員、(財)日本映画テレビ技術協会 (MPTE)会員、広島市名誉市民でもある。
| 2004年 |
◎「琉球王国 - MADE IN OKINAWA」 監督:木下蓮三・木下小夜子 35mm/17分43秒 |
|---|---|
| 1994年 |
◎「ひろしくんは空がすき」 監督:木下蓮三 35mm/12分36秒/ 原作・脚本・プロデューサー 芸術文化振興基金助成事業 クラコウ国際短編映画祭『日本特集』にて公式上映、 オタワ国際アニメーションフェスティバル公式上映、 EARTH VISION'94 第3回地球環境映像祭正式上映、 ベルリン国際児童映画祭公式上映、 Zlin国際児童映画祭公式上映、その他、多数の国際映画祭で招待上映、 文部省選定、日本映画ペンクラブ選奨、優秀映画鑑賞会推薦 厚生省中央児童福祉審議会平成7年度推薦文化財、国際交流基金所蔵 |
| 1993年 |
◎「最後の空襲くまがや」 監督:木下蓮三 35mm・ビデオグラム/28分51秒/ 原作・脚本・プロデューサー 埼玉県平和資料館にて常設上映 クラコウ国際短編映画祭(ポーランド)名誉賞、 アヌシー国際アニメーション映画祭公式上映、 CINANIMA国際アニメーション映画祭公式上映、 ライプツィヒ国際短編映画祭招待上映、 広島国際アニメーションフェスティバル公式上映、 その他、多数の国際映画祭で招待上映、 文部省選定、日本映画ペンクラブ選奨、優秀映画鑑賞会推薦、 厚生省中央児童福祉審議会平成5年度推薦文化財 |
| 1991年 |
◎「FLIP-CLIP '91」 監督:木下蓮三 35mm・ビデオグラム/3分10秒/プロデューサー 電通主催"イラストレーション ニューウェーブ 100人展 '91"出品 |
| 1989年 |
◎「FLIP-CLIP」 監督:木下蓮三 35mm/5分30秒/プロデューサー クレルモン・フェラン国際短編映画祭(フランス)入選、 電通主催"イラストレーション ニューウェーブ 100人展'90"出品 |
| 1988年 |
◎「無想」 監督:木下蓮三 35mm/2分/プロデューサー |
| 1986年 |
◎「ゲバゲバ笑タイム」 監督:木下蓮三 35mm・ビデオグラム/30分/ 美術設定・アニメーション シカゴ子供のための国際映画祭入選、多数の国際映画祭で招待上映、 国際交流基金所蔵 |
| 1978年 |
◎「ピカドン」 監督:木下蓮三 35mm/10分/脚本・アニメーション ライプツィヒ国際短編映画祭入選、アヌシー国際アニメーション映画祭特別賞、 ロンドン国際映画祭選定、シドニー国際映画祭選定、 CINANIMA国際アニメーション映画祭特別賞、 モスクワ国際映画祭入選、日本映画ペンクラブ優秀映画推薦、 ロサンゼルス国際映画博覧会選定、 その他、多数の国際映画祭で招待上映、 国立近代美術館所蔵、国際交流基金所蔵、 ASIFAフィルムライブラリーに永久保存される 高等学校用美術教科書「美・創造へ1」(2003年日本文教出版)所収 2006年より、JICA国際協力事業団の平和教育にて世界各地で上映 2008年より、広島平和記念資料館主催の原爆展にて、全米各地で上映 2009年より、広島平和記念資料館のビデオコーナーにて常設上映 2009年、絵本『ピカドン』新装改訂版(ダイナミックセラーズ出版) |
| 1977年 |
◎「日本人」 監督:木下蓮三 35mm/6分/脚本・アニメーター アヌシー国際アニメーション映画祭(フランス)入選、 ポンピドーセンターにて特別上映、 ライプツィヒ国際短編映画祭名誉賞(ドイツ) 、 ルッカ国際アニメーション映画祭(イタリア)最優秀賞、 CINANIMA国際アニメーション映画祭(ポルトガル)入選、 その他、多数の国際映画祭で招待上映、 国際交流基金所蔵、ASIFAフィルムライブラリーに永久保存される |
| 1972年 |
◎「MADE IN JAPAN」 監督:木下蓮三 35mm/9分/脚本・アニメーション ニューヨーク国際映画祭グランプリ、多数の国際映画祭で招待上映、 国際交流基金所蔵、 ASIFAフィルムライブラリーに永久保存される |
| 1971年 |
◎「いったい奴は何者だ」 監督:木下蓮三 35mm/3分40秒/ 脚本・アニメーション 草月アニメーションフェスティバル出品 |
![ASIFA-JAPAN[国際アニメーションフィルム協会 日本支部]](../common/images/img_logo.gif)




